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こんにちわ、五十嵐です。

北海道の漁村で譲り受けたVIVALOピストバイクのレストア、第三話です。
IMG_1288.jpg
ノーブレーキのピストバイクで公道を走り、事故や芸能ニュースに…なんて話をよく聞きます。

法規の遵守云々なんて話はしたくないのですが、それを守ることが求められる、守らざるを得ない時代です。

でも、シンプルなピストバイクを作りたい!

そこで選んだのがこれ。
DSCF7941.jpg
Sturmey Archer社のコースターブレーキ&キックシフト内臓のハブS2Cです!

Sturmey Archer社は1902年に世界初の内装3段変速ハブを開発した英国の老舗メーカー。
SA_logo.jpg
紆余曲折を経て、現在は台湾を本拠地としているようです。

home.jpg
今回採用したハブ“S2C”は、重量なんと1,200g!
ホイールの手組みは本当に苦労しました…

S2Cの機能は、
①ペダル(クランク)を後ろ方向に長く引くと、ブレーキ(コースターブレーキ)が効く。
②ペダル(クランク)を後ろ方向に一瞬引くと、変速(ローorトップ)する。
というもの。しかし、トップギアの時だけ鳴る、独特のラチェット音が気になり、思い切って分解してみました!

心臓部はこんなもの!
DSCF8154.jpg
コグ受けで軸を回転させ、そのままローギア伝達ツメがハブシェルを1.00倍で回転…これがローギア駆動時。
キックバックシフトするとトップギア伝達ツメが立ち上がり、加速器で1.38倍に加速されてハブシェルに回転力を伝えます。

補足説明としては、加速器内の歯車はロー・トップ問わず加速回転しています。
また、トップギア伝達ツメが立ち上がる構造は、ボールペンのノック構造と似ているようです!

ハブシェルの内側はこんな感じ。
DSCF8159.jpg
ハブの左側にブレーキ面、中央左寄りにローギア伝達面、同右寄りにトップギア伝達面、右側に加速器スペースがあります。最も手前にある溝はBBコーンです。

で、肝心のロー&トップギアの回転力を伝達しているツメについて。

ハブ左側(写真では手前側)のツメだけが立っているこの状態が、ローギアの状態。
DSCF8168.jpg
コグの回転力を1.00倍で(そのまま)伝える状態ですね。

ハブ右側(写真では奥側)のツメもやや立っているこの状態が、トップギアの状態。
DSCF8164.jpg
コグの回転力を加速器で加速し、1.38倍で伝えている状態。

とても親切に構造図解が公開されているので、見ながらお勉強…。
無 題

コースターブレーキの内部構造。
DSCF8160.jpg
こちらは一般的なので説明を割愛しますが、S2Cの構造に感動しました!

問題のトップギア時のラチェット音は、おそらく加速器のベアリング(ハブシェルとは別に、加速器にもベアリングがあります)の緩みが原因だった模様。球当たり調整で改善しました!


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[2014/05/25 00:22] | 未分類
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